カンボジアで学歴マウントをとられた話
今回はタイトルにある通りカンボジアで学歴マウントを取られた話をする。
大学二年生の夏休みに私は東南アジアを旅行しており、ホーチミンからプノンペンへバスで向かっていた。
バスの値段は大体800円くらいだった。
東南アジアということもあり、かなり安い。
バスは午後一時にホーチミンを出発し、無事に国境を越え、カンボジアに入った。
余談だがカンボジアに入るとかなり道路状況が悪く、そこからカンボジアの経済状態が分かる。
↑休憩したときに撮った写真。みて分かる通り道がガタガタだった。あと道にゴミが落ちてて汚い。
途中の食事が出来るところでバスは止まった。
↑店内の様子。衛生的によくなさそうだったので食事はしなかった。奥にあるのが乗ったバス。
余談だがカンボジアで使われている貨幣はドルである。そこからもカンボジアの国力を察することが出来る。
店内でカンボジアの風景を静かに眺めていると日本人が話しかけてきた。
そこで雑談をしていると
「どこの大学に通っているのか」
という質問をされた。
自分が答えた後になんとなく同じ質問をぶつけると相手は
「京都大学です」
と勝ち誇った顔でかつ早口で勝利宣言をしてきた。
彼は質問を聞き返されることを想定して質問していたのだろう。
京都大学に通っている人物ということだけあったなかなかの頭脳である。
自分は地方の国立大学に通っており‘’どこの‘’大学に通っているのか?という質問に大学名まで答えるのはおかしくないだろう。
しかし、京都にはたくさんの大学があり、どこの大学に通っているのかという質問に答えには「京都」が適切ではないのだろうか。
この敗北を防ぐ方法は何があるのだろうか。
まず一つ目は自分が高い偏差値の大学に行くことである。しかし、この方法は大学三年生である私にとって現実的ではない。
二つ目の方法は聞き返さないことである。初対面の人間に学歴を聞いてくる人間は大抵自分の学歴に自信を持っている。
私の持っている学歴で勝負を挑んだ場合、2割の確率で勝利、5割の確率で引き分け、3割の確率で敗北するだろう(偏見かもしれないが海外旅行に来ている日本人は大卒、そして高学歴が多い気がする)。
つまりそもそも勝てない勝負をしないことが大事ということになる。
今度(いつの日になるかは分からないが)海外旅行する際はこの点に注意したいと思った。
余談その1
ちなみにバスの隣に座っていたドイツ人女性と雑談して分かったことだが、彼女も京都大学に留学経験があるらしい(彼女は外国人は京都大学に留学するのは難しくないと謙遜していた)。
世の中には高学歴の人間がたくさんいる。
余談その2
カンボジアのバスは色味がおかしい。
風○の店内のような色味をしている。
カンボジア人はこの色をどう思っているのだろうか。